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2022年4月28日 熱交換器の特許権利取得!特許第7061251号
- この特許はエアコンやコンデンサユニット等空気と熱交換を行う機器に内蔵されている熱交換器でフィンとパイプで構成されたフィンの構造において冷媒管の周囲にスリット溝を設けることで、熱交換する際の冷媒管温度差による温度干渉を防ぐことで熱交換効率を向上させる特許です。
- これにより、熱交換器の小型化、送風機も小型化できることで省エネ化が可能となり、さらに空調機を構成する部品等も小型化して製造ラインでの消費電力も省力化できることになる。
2019年8月~2020年9月:栃木県壬生太陽光発電所にてNECネッツエスアイ社協力によるN10省エネ実証試験を実施。太陽光発電所のエンクロージャー内のPCS冷却用空調装置のフロン冷媒(R410)を当社自然冷媒N10に入れ替え、入れ替え無しのエンクロージャーの消費電力と入れ替えしたエンクロージャーの消費電力の差を1年間比較を行った。結果としてN10の空調装置の消費電力の省エネ効果は約40%削減できることが実証された。これにより太陽光発電所オーナーは通常発電分で消費される空調装置の消費電力が削減されることで、売電収入が増やすことができる。
株式会社NEDインターナショナルは”地球温暖化対策(脱フロン)ソリューション(自然冷媒技術)”を持つ専門会社です。
地球環境の変化
地球温暖化という言葉が近年多く聞かれます。また温暖化に対する対策会議も世界規模で言われています。しかしながら、言葉が先行していて漠然としたイメージしかないというのが一般的な感覚ではないでしょうか。
南極の氷が解けるとか、海水温度がこの150年間で0.7度上昇したこと等メディアでは盛んに報道されています。また日本政府の対策もフロン改正法(平成27年4月1日に法律全麺施行)も名前は聞いてもどういうことか実感できないのが現状です。
地球温暖化対策について
日本国政府がフロン排出抑制法を施行したのは、温暖化に対する大きな危機感の表れであり、対応として最適であるという点であるためです。但し、排出を抑制するという点では大いに評価できますが、根本的な解決には至りません。このフロンは、地球が温暖化し始めた産業革命以降の中で最も環境に対して悪影響を及ぼすものです。フロンは人為的に作られたものであるため破壊しないと長い間温暖化に悪影響を及ぼします。生活の快適さ利便性を求めて作られたフロンが人類の生活環境を破壊するという結果に至り、全廃の方向を世界中で取り決めをしました。
前出のようにフロンを全廃は非常に良いことですが、その後をどうするがが現在はっきりとしていません。一般的な感覚では測れませんが、フロンの業界は非常に大きな市場を構成しています。そのため業界の利権構造など様々な弊害があり今までは、対策を講じることが難しい状況でした。
また特筆すべきは環境省・経済産業省が平成27年4月1日に施行したフロン排出抑制法に炭化水素等が転換として目指すべきGWP 値の指針に取り入れられているということが挙げられます。
フロンは全て今後別のものに代わっていきます。市場規模は政府発表の数字を基にすると10~20兆円のスケールになります。これは日本だけのことですが、全世界に展開すると市場規模は壮大なものになります。もちろんNEDインターナショナルの自然冷媒に全て取って代わることが出きれば、地球環境改善に大きく貢献することは出来ます。
自然冷媒とは?
自然冷媒とは、アンモニア、二酸化炭素、炭化水素、炭化水素混合冷媒などで、GWP値は3以下であり、フロン系冷媒と比較し、大幅に低いものです。
弊社は当社の特許冷媒である炭化水素混合冷媒ガス「N-GAS」を主力として販売しています。
N-GASシリーズは「N20」をスタンダード自然冷媒として、入替用「N10」、車載用「N12」、極冷却用「N30」をラインアップしています。
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